お酒と喫煙によるストレス解消法の注意点

お酒と喫煙が楽しみという人にとって、これらはなくてはならないものでしょう。人は自分の好きなことをしているとき、心身がリラックスして嫌なことを忘れられます。職場での嫌なことを忘れるために、居酒屋に行ってお酒を飲むという人は多いでしょう。またストレスを感じやすい職場で働いており、タバコだけが楽しみでやめられないという人もいます。

ただしこれらは適度に楽しむならば大きな問題ではありませんが、過度に依存する状況にあるなら要注意です。過度のお酒や喫煙にメリットはなく、デメリットしかありません。自分ではストレスを解消できていると思っていても、脳が錯覚しているだけだと考えてください。実際は心身ともにダメージを受けており、さらなるストレスを呼び寄せています。

過度のお酒と喫煙の弊害とは

なぜ過度のお酒や喫煙によるストレス解消法が危険かといえば、いずれも依存性があるからです。お酒を飲みすぎるとアルコール中毒になり、お酒を手放せなくなります。お酒は少量しか飲まないという人でも、アルコール度数が高いお酒を飲んでいる人だと、肝臓を傷めるほどのアルコール摂取量になる可能性があります。

タバコに関してはタバコの種類や喫煙本数を問わず、身体にとって何もよいことがありません。ニコチン依存症を招く原因にもなるので、段階的な禁煙をおすすめします。禁煙中はイライラしたりストレスを感じやすくなったりするでしょうが、完全に禁煙ができれば心身への負担はぐっと減ります。将来的に考えるならば、禁煙したほうがストレス対策という意味でもいいのです。